2024.10.22

2024年最新!ドローンの国家資格!詳細内容と取得までの費用について徹底解説!

日本ではこれまでドローンに関して民間資格が存在していましたが、2022年12月5日より国家資格である「無人航空機の操縦者技能証明制度(操縦ライセンス制度)」が開始されました。

2024年10月現在、ドローンの国家資格制度が始まり1年以上が経過しています。国家資格の二等無人航空機操縦士だけではなく、一等無人航空機操縦士につきましても合格者が増加傾向にあります。こうした国家資格を活用してドローンをお仕事で使用する方も増えてきています。

ドローンの国家資格取得を検討しているけど、取得方法が分かりずらい⁉

ドローンの国家資格を取得するために必要な時間、費用ってどれくらいかかるの?
試験の内容(修了審査)が気になる。などなど、分からない事が多いかと思います。

そこで今回はドローン国家資格の詳細内容と講習費用から国家資格取得までの流れについて
徹底的に解説していきたいと思います。

①ドローンの国家資格(操縦ライセンス制度)の概要

・2022年12月5日から制度開始
・一等資格、二等資格ともに有効期間は3年間
・限定変更を行うことで、夜間飛行、目視外飛行が可能になる
・対象年齢は16歳以上
・技能証明の試験は、国が指定する指定試験機関である日本海事協会が行う
・国の登録を受けた講習機関(登録講習機関)の講習を修了した場合は、実地試験を免除

技能証明区分について

操縦ライセンス対象年齢有効期間レベル3.5まで レベル4
一等無人航空機操縦士16歳以上3年
二等無人航空機操縦士16歳以上3年

国家資格取得で可能になる飛行形態

レベル1目視内での手動操縦飛行
レベル2目視内での自動/自立飛行
レベル3無人地帯における目視外飛行
レベル3.5無人地帯における目視外飛行(※レベル3飛行の要件緩和) ※国家資格の保有、保険への加入、機上カメラによる歩行者の有無の確認を行う事でレベル3飛行で必要だった立入禁止措置が不要になる
レベル4有人地帯における(補助者なし)目視外飛行

出典:無人航空機 (ドローン、ラジコン 機 等) の 安全な 飛行 のためのガイドライン (国土交通省)

国家資格を取得することで、レベル3.5以上の飛行が可能になります。
さらに、一等無人航空機操縦士(一等資格)の資格保有者することで
レベル4での飛行が可能(ただし、国土交通省の機体認証を受ける必要あり)になります。
一等資格と二等資格の大きな違いは、レベル4飛行(有人地帯での目視外飛行)が「できる」か「できないか」が大きく異なります。

国家資格取得により許可・承認が不要な飛行

無人航空機の飛行形態については、リスクに応じた3つのカテゴリー(リスクの高いものからカテゴリーⅢ、Ⅱ、I)があります。

【カテゴリーⅢ】
 特定飛行のうち、無人航空機の飛行経路下において立入管理措置を講じないで行う飛行。
 (=第三者の上空で特定飛行を行う)
【カテゴリーⅡ】
 特定飛行のうち、無人航空機の飛行経路下において立入管理措置を講じたうえで行う飛行。
 (=第三者の上空を飛行しない)
【カテゴリーⅠ】
 特定飛行に該当しない飛行。
 航空法上の飛行許可・承認手続きは不要。

【カテゴリーⅡ】に該当する特定飛行は許可・承認を不要になる場合あり

特定飛行の【カテゴリーⅡ】に該当する「DID上空、夜間、目視外、人又は物件から30mの距離を取らない飛行(飛行させる無人航空機の最大離陸重量が25kg未満の場合)」は、立入管理措置を講じた上で、国家資格取得者が機体認証を受けた無人航空機を飛行させる場合、飛行マニュアルの作成等、無人航空機の飛行の安全を確保するために必要な措置を講じることで許可・承認を不要とすることができます。
※夜間飛行及び目視外飛行をカテゴリーⅡ(飛行許可・承認申請が不要な飛行)として実施する場合は、国家資格(技能証明)の限定変更が必要となります。

国家資格の一等資格・二等資格の取得方法

ドローン操縦体験

【取得方法1】
 国土交通省が認定した登録講習機関(ドローンスクール)で、学科と実地の講習を受け、実地修了試験に合格し、指定試験機関にて身体検査と 学科試験に合格する方法です。

 自動車学校で自動車免許を取得する流れと似ており、自動車教習所に通い、運転技術を磨く卒業検定までを教習所で実施し、試験センターにて学科試験に臨むイメージです

【取得方法2】
 国の指定試験機関での一発試験です。
 操縦技術に自信のある方は、指定試験会場にて実地試験、身体検査、学科試験に臨むこともできます。
 注意点としては、自動車免許の一発試験よりも受験料が高額となるた、めリスクも高くなります。

【試験科目】
 飛行の方法や機体の重量によって4種類に区分されます。

 1.昼間飛行+目視内飛行 ※まず受講される基本試験です
 2.最大離陸重量25kg以上の無人航空機
 3.夜間飛行
 4.目視外飛行

それぞれの試験内容は以下となります。

【学科試験】
 形 式    コンピューターを使った三肢択一式(一等:70問 二等:50問)
 試験時間  一等:75分程度 二等:30分程度
 試験科目  操縦者の行動規範、関連規制、運航、安全管理体制、限定に係る知識 等

【実地試験】
 試験科目
  机上試験: 飛行計画の作成
  口述試験: 飛行空域および周囲の確認、飛行前の点検
 実技試験: 
  二等[GNSS/ビジョンセンサーON(一部OFF)]スクエア飛行、8の字飛行、異常時の飛行
  一等[GNSS/ビジョンセンサーOFF ]高度変化のあるスクエア飛行、ピルエット、緊急着陸を伴う8の字飛行
 口述試験: 飛行後の点検、飛行の記録
 口述試験: 事故等の報告、説明

※登録講習機関での修了試験も同一内容となります

国土交通省が認定した登録講習機関(ドローンスクール)で講習を受ける場合、
民間資格を有している場合の「経験者」と、ドローンを飛行させた経験がない「初心者」では講習時間が大きく異なります。

【学科講習時間】
 初心者
  一等資格:18時間以上 /二等資格:10時間以上

 経験者
  一等資格:9時間以上/二等資格:4時間以上

【実地講習時間】
 初心者
  一等資格:50時間以上 /二等資格:10時間以上

 経験者
  一等資格:10時間以上/二等資格:2時間以上

すでにドローンを飛行させたことがある経験者が二等資格を取得する場合は、
学科、実地合わせて最短1日程度の追加講習でOKとなります!

ドローンスクール四日市では、国家資格の一等資格、二等資格を取得したい方向けに
「初心者コース」と「経験者コース」をそれぞれ用意しています。
 初心者の方でも最短で実地講習は3日間で終了することが可能です。
 受講生の約9割が二等資格の初心者講習を受講されています!
※初心者、経験者ともに実地修了審査(実技試験)が別日で1日必要になります。

国家資格の受講費用

【1等資格講習料金プラン】

 ・1等初学者講習 :1,045,000円(税込)

 ・1等経験者経験者:275,000円(税込)

【2等資格講習料金プラン】

 ・2等初学者講習 :250,000円(税込)

 ・2等経験者経験者:100,000円(税込)

めざせ!実地試験一発合格☆

ドローン講習風景

ドローンスクール四日市では実地試験の合格に向けて、しっかり準備と訓練をしていただけるよう、国家資格の試験内容に沿った実技トレーニングが行われています。
経験豊富なインストラクターの指導を受けることで、ドローンの操縦に必要なスキルや試験対策として覚えておきたい知識や対策を効果的に身につけることができます。

〇ドローンを飛行させるためのルールや安全管理を学ぶ
 ドローンの操縦技術だけでなく、安全管理や飛行に関するルールを学ぶことも大事です。
 上手に飛ばす操作方法を練習るだけでなく、安全に飛ばすための飛行前の点検や緊急時の対応についても理解しておくことが大切です。

〇操作感を無料体験会で体験してみよう!
 ドローンを操作された方は、そっと操作しただけでも敏感に反応する
 ドローンの動きに驚く方もみえます。
 これまであまり操作する機会がなかった方は、実際にドローンを操作する
 時間を増やし、繊細な操作感になじんでおくことも大事になってきます。

ドローンスクール四日市では、国家資格合格に向けたコースを開講中です!
まずは、無料操縦体験&説明会で、ドローンの基本的なルールや操作を体験してみませんか!

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